ツバイスペースは、先週、ロボット建築士『オートカルク』の特許を取得した。同社は、土地の形状をスマートフォンなどで撮影しその土地に各種の建物を建設した場合の最大想定収益額や土地の価格の見積りと、間取りなどのプランをだすアプリ、ロボット建築士・鑑定士『オートカルク』を、一昨年リリースし、当初は設立直後のベンチャーということもあり、PRのために無料公開していた。アパートプランやマンションプラン等、大手の不動産会社などが通常一週間程度かける作業が、数分程度のスマートフォンの操作で可能なため、大手の不動産会社からの引き合いも多く、現在は、パートナーの不動産会社、建設会社のユーザー約100社程度にのみに限定して提供している。ロボット建築士は、これまでにない画期的なプログラムで、日本だけでなく、先日の、カナダのブロックチェーン関連のカンファレンスでも好評で、アジアでも、シンガポールの大手金融機関などにも展開をもとめられている。先日のモスクワ講演でも、モスクワ市のアドバイザーを務める元フランスの都市計画担当大臣にも好評で、早速今週よりモスクワ市で土地の最有効活用法の検索などに活用できないか検討をはじめているという。
昨年、かぼちゃの家シェアハウス問題や、アパート融資の口座改ざん問題などがある中で、そうした問題のあったシェアハウス物件については、ロボット建築士・鑑定士を利用するとたいていは家賃収入が2,3割高く見積もられているという査定になるため、客観的な賃料査定、建設費のあいみつ、セカンドオピニオンをとるのに利用できたという。しかし、現在は、不動産会社、建設会社のみに提供しており、一般の個人投資家への貸し出しは検討していず、今後は、金融機関などの融資判断、担保価値評価などに利用する方向で検討しているという。先日同社から発表のあった、ブロックチェーンを利用した相続システムなどの導入により、今後多くのケースで、不動産の査定を行う場面があると想定される。その際には、物件評価や専属専任契約を結んだ不動産会社、あるいは担保価値を見積もる金融機関などに利用してもらうとしている。
ツバイスペースは、不動産業界へのAI・ブロックチェーンアプリの活用について、①口座や書類の改ざん問題などについては、同社の運営する不動産ブロックチェーンを利用し、②物件の客観的な評価についてはロボット建築士・鑑定士を利用し、③地震が多発する中での耐震程度については同社のナマズアプリを利用することで、不動産投資に関わる賢明な判断を今後もサポートしていきたいとしている。同社は、しばらくは不動産のプロ中のプロといえる不動産会社や金融機関等から先に導入を進めたいとしている。ロボット建築士オートカルク他、各アプリ群は、同社の提供する不動産業者向けのシステム「小不動くん」により利用できる。申し込み等、詳細資料は以下
不動産屋様向け、クラウドシステム 小不動くん についての説明資料
http://zweispace.co.jp/dl/hudosanya-promotion-tool.pdf
不動産業者用ID発行も売り込みページ
http://zweispace.co.jp/不動産業者用id発行申し込みページ/
株式会社ZWEISPACE JAPAN http://zweispace.co.jp